日本ソフロロジー法研究会 ソフロロジー法の歴史

ソフロロジー式分娩法の歴ディをご紹介します。

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すやすや眠る赤ちゃん

ソフロロジーは、1960年にスペインの精神科医、アルフォンソ・カイセド博士が意識の段階を研究する事によって提唱した、精神の安定と調和を得るための学問です。

現在この学問は、産婦人科のみならず、精神科、循環器科、消化器科、歯科など、医学の諸分野において活用されています。

1972年、産科にこの学問をはじめて導入したのは、パリのジャンヌ・クレフ博士です。ラマーズ法を超えた分娩法として、パリを中心にヨーロッパの医学大学などでも広く行われていました。

この分娩法は松永博士によって1987年、フランスより日本にもたらされました。松永博士は、熊本大学医学部法医学助教授を退任後、同大学で産婦人科学を学び、日本ソフロロジー法研究会を設立し、初代会長に就任しました。 

ソフロロジー法は、この松永博士により研究、改良を重ねられ、分娩まで麻酔をしなくても、充分に陣痛を緩和出来るようになり、さらに優れた分娩法へと進化しました。

松永博士はこの功績を称えられ、国際ソフロロジー学会賞を受賞しました。今では逆に、このソフロロジー法が、ヨーロッパをはじめ、アメリカなど世界中に注目され、行われるようになってきています。

ソフロロジー法分娩の歩み